前文の方は上のページでご覧ください。構築感想の邦訳は考慮中です。
また拙訳ですので、よろしければ原文もあわせてお読みください。
http://www.channelfireball.com/home/scars-artifacts-part-1/

《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》
Constructed: 2.5
Limited: 4.0
ヴェンセールは全く壊れたカードって訳じゃないが初手ピックに値するには十分なカードだ。こいつは2色だがそれでも青か白のどちらかをやっていればこいつをタッチするのは難しくないだろう、どっちもやってない場合は知らないがね。
リミテッドでは他のPWと同じように、対戦相手は少しのアド損があったとしてもこいつにアタックしてくるしかない。そうしてるうちに相手がこいつを殺すのは難しくなってくるだろう。その間にもこいつは毎ターン、最低クリーチャー1体に警戒を与えてくれるし、最高の場合毎ターンCIP能力を誘発させてくれる。
2つ目の能力も素晴らしい、何故なら最低一回、大体はもう何回かのアンブロッカブルが約束されているからだ。一回目の能力で相手を殺しきれなかったとしよう、すると相手は最低1体はヴェンセールを攻撃しなければならない、ブロッカーが残っている状態ならもっとだ。つまりもしヴェンセールが殺されても次のターンのアタックも十分に通るということが多くなってくるのである。
おまけ程度の能力として、こいつは有害なエンチャントを剥がしたり感染によって載せられた-1/-1カウンターを取り除くこともできる。まぁ初手ピックとしては磐石なカードだろう。


《調和者隊の盾/Accorder’s Shield》
Constructed: 1.0
Limited: 2.5
おっと、こいつは誤植じゃないよ。このカードはまぁデッキに入れてもいいかなってレベルのカードじゃない、疑問に思うかもしれないが本当に良いカードだ。こいつは便利な場面が沢山あって、それらをトータルすれば良いカードだってことがわかるだろう。
最高の使い方は金属術を満たすためにつかうということだ、この場合コストが0だってのは重要である。こういう0マナのカードってのは、甲殻の鍛冶工なんかの働きを見違えさせる点で素晴らしいドローになりえる。金属術デッキでなくてもファッティを死ににくくしつつ、警戒を持たせるっていうのはドラフトでありがちなダメージレースの展開においてとても良い。こいつがあれば本来よりもクリーチャーを長く持たせることが出来るから、感染デッキに対しても使える。この場合、盾を外す必要はない。ブロックできる回数を増やして、殴りにいけるクリーチャーを増やすのに払うコストとしては小さいものだろう。
私はこのカードを酷評するものではないといいたい、もう一度新しい視点でこのカードを見てみよう。結局こいつがサイドボードにおちちゃった、って場面は結局まだお目にかかってないわけだしね。


《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》
Constructed: 2.5
Limited: 2.0
もしピックしたカードのなかにこいつがあれば、多分デッキに入れたくなるだろう。でもこいつを過大評価してはいけない。2tにかけて12マナはらっても、そいつは除去やバウンスで無駄なマナになってしまう。もし2tかけて装備したやつがバウンスされたり、殺されたりしたんじゃもうggするしかないんじゃないかと思うね。ミラディンでのカルドラの剣がどれだけ残念だったのを覚えてるかい?それと比べればこいつは強力にはなったが、コストも1.5倍だ。確かにちょっと遅いが、シールドでは悪くない。そしてドラフトでは自動的にデッキに入るカードではないね。


《オーリオックの模造品/Auriok Replica》
Constructed: 1.0
Limited: 2.0
さて、解説の時間だ。4マナ以下のアーティファクトはどれもデッキに入る余地がある、それがクリーチャーとなればなおさらだ。どのデッキもアーティファクトが必要って訳じゃないが、そういったデッキにも3マナ2/2バニラってのはまぁデッキに入るカードだ。個人的にはこいつは今までのプリベンターと同じようにクリーチャーへのダメージも軽減出来ても良かったと思うんだが、この弱い能力でもまぁ悪いものじゃない。金属術デッキ以外に入れるのは避けたいってとこで、他の模造品に競うとこにはいかないね。


《逆刺の戦具/Barbed Battlegear》
Constructed: 1.0
Limited: 2.5
こいつはすごくデッキによって評価が分かれるカードだ、他の装備品と違ってこいつはタフネス1のクリーチャーが恩恵に被れない。マイアが装備することが出来ない(もちろん盾とか他の装備品なしに)っていうのは大きな欠点だ。何故なら何でマイアが良いカードかって、マナが余りだしたら装備品を持って殴れるっていうのがあるからね。もしタフネス2で回避能力を持っているクリーチャーが複数いるなら、こいつは素晴らしい。そして金属術持ちともうまくかみ合うだろう。あいつらは金属術を達成すればだいたいサイズが上がるからね。これはドラフト中にピックしたことを忘れちゃいけないカードの一つだね、特にPTQやGPとかの自分のピックを見れないドラフトでは。


《2色ランドサイクル》
Constructed: 3.0
Limited: 3.0
もし2色ともあってるなら間違いなくデッキに入るし、他の色を簡単にタッチするためのカードでもある。マナ関連は大きな問題ではないから、こいつは早い順目で取るべきカードではない、でも最後の方で取れればちょっとしたラッキーだろう。


《刃の翼/Bladed Pinions》
Constructed: 1.0
Limited: 1.5
こいつもまた良い働きをさせるためには決まったクリーチャーが必要だ、いわゆる一発が大きなクリーチャーである。微妙なクリーチャーに飛行をつけたり、青白のフライヤーデッキにこいつを入れたりすることに意味はないだろう、つまり適切な対象が必要って訳だ。


《キマイラ的大群/Chimeric Mass》
Constructed: 2.0
Limited: 4.0
私が今までにこいつのXをいくつでプレイしたかって言うと、2、2、5、そして11だ。これからもこいつの強さが分かってもらえるだろうか。こいつは何マナでプレイしても良く、金属術とも増殖とも素晴らしいシナジーを持っている。
こいつは生物だから、除去を流してまで取るべきカードではない。でも生物の中では優秀なカードだ。


《金属の駿馬/Chrome Steed》
Constructed: 1.0
Limited: 3.5
強い金属術デッキってのは、デッキの潤滑油になるアーティファクトがあって、最低でも3枚のこのカードがあればいうことはない。こいつは金属術で自身も数に数えられるってのが素晴らしい、アーティファクトの数がもう十分取れているって時以外は、もし緑をやっていたとしても甲殻の鍛冶工より優先されるだろう。こいつは傷跡におけるマイアの処罰者みたいなもんだ、あぁミラディンを知らない人のために説明するならこいつはいかに親和 金属術が優秀かってのを示すカードだ。


《クローンの殻/Clone Shell》
Constructed: 1.0
Limited: 2.5
こいつは少し重いが、優秀なブロッカーである。もし相手が地上から攻めてくるようなデッキならたいていこいつでアドバンテージを得ることが出来る。そしてもし優秀な装備品が取れてるならこいつにつけて攻撃することも出来る、さぁ逆刺の戦具をつけて突撃だ。


《伝染病の留め金/Contagion Clasp》
Constructed: 2.5
Limited: 4.0-4.5
こいつは対戦相手のクリーチャーのうち、そこそこを一発で殺すことも出来るし金属術の助けになるっていう点で素晴らしい水膨れ虫だと言える。だが、このカードにとってそれは最低限でしかない、どんな感染デッキでもこいつは素晴らしい働きをするし、他のデッキでも良い働きをさせるのに沢山のサポートは必要じゃない。
幸運にも感染の三角護符とこいつを同時に場に出すことが出来たんだけど、そのゲームは
最高だったね(少なくても僕は最高だったよ)。増殖ってのは本当に強力な能力で、こいつはどんなデッキにも十分入るカードだ。これでこのカードがいかにいいカードか分かってもらえただろうか。


《伝染病エンジン/Contagion Engine》
Constructed: 1.0
Limited: 4.5
うん、こいつは良い。疫病風ってのは良いカードだし、特にそれが6マナになったんだ。多分こいつを流して他を取ることはないだろうね。(3回目のドラフトで誰だかが、ちょっとだけ読んで伝染病の留め金と間違ったって事があったけど、6マナだからね・・・)


《マナマイア・連中》
Constructed: 1.0
Limited: 3.5
マイアをかき集める事に成功したプレイヤーが勝ち組の一人ってのは不思議なことでもないだろう、こいつらはそれだけ素晴らしいカードだ。どれだけマイアが入ってるかってのはデッキの定規になるし、"マイア何枚入ってる?"って質問も結構ありふれたものになるだろうと思っている。理想を言うなら、その質問には3枚だとか4枚って言いたい。もちろん2枚でも悪くはない、1枚はまぁ・・・だし0ってのは本当に残念だね。もし金属術デッキじゃなくて、2-3マナ域に優秀なクリーチャーが揃ってるなら・・・でもそんなデッキはまだお目にかかってないんだよね。毒デッキでさえ、アーティファクトが必要なときはあるし、4マナは多いしとマイアは重要である。金属術デッキでは除去や金属の駿馬を除いてこれに勝るコモンはないだろうし、それらを差し置いてマイアを取ることだってあるかもしれない。
こいつらはコモンカードの基準となるカードなんだ、マイアより優先するカードなのかマイアの方がいいのか、ね。そして後者の方が前者よりも多いって訳だ。このフォーマットを学ぶ中で大切なのはマイアをいかに見積もるかだ、それが確実に出来ていないのならマイアを取ればいい。


《死体の野犬/Corpse Cur》
Constructed: 1.0
Limited: 3.5
こいつはグレイブディガーほど汎用的なカードじゃないが、間違いなくグレイブディガーより生物としては強い。感染持ちってのは無視できないから他のクリーチャーより死にやすいし、それだけ野犬の対象に困ることはない。それにこいつで殴れるような場ならこいつを素出しするのも躊躇っちゃいけないね。


《選別の高座/Culling Dais》
Constructed: 1.0
Limited: 3.0
こいつはいいカードだってずっと思ってる。除去の的になったカードや、マナマイア、トークンなんかを食べて十分なアドを取るのは難しくない。いつも、結構簡単に2-4枚くらいはドロー出来たね。こいつを増殖した経験ってのはないんだが、出来れば素晴らしいよ。
良く見る事優秀なカードである、相手の決断の手綱や真っ二つ、金屑化なんかは一気に役に立たなくなるしね。


《ダークスティールの斧/Darksteel Axe》
Constructed: 1.0
Limited: 3.0
あぁ、破壊されないってのはこいつのいい点ではない。破壊されないってのは、時として輝く能力だがそれは今、この斧について言える話ではない。これは間違いなくいいカードなんだが、何の役にも立たない"破壊されない"という能力のせいでちょっと損した気分になるね、文句が言えるカードでは全くないんだが。マナコストが軽いアートファクトってのはいいものだし、それがマイアとも感染とも金属術とも噛み合うならば尚更だ。


《ダークスティールの巨大戦車/Darksteel Juggernaut》
Constructed: 1.0
Limited: 3.0
ちっちゃな巨大戦車がティラナックスに突っ込んでいく図って何か面白いよね、そういった感じの状況ってのは時々見る事になると思うよ。そして殆ど、巨大戦車は全てを貫くほど巨大になってるだろう、もし逆刺の戦具を持ってるなら言わずもがなだ。感染のおかげで破壊されないってのはちょっとばかり弱い能力なんだけど、それ以外の大半のゲームであなたを勝利に導いてくれるだけの能力をこいつは持ってる。


《ダークスティールのマイア/Darksteel Myr》
Constructed: 1.0
Limited: 2.5
いくつかのデッキに対してはこいつは残念だろう、上を飛び越えられたり、感染しちゃったりね。でも大半のデッキには最強のブロッカーになる。もしパワーのあがる装備品(あぁ、逆刺の戦具は駄目だ)があるならば攻撃役としても活躍できるし金属術の助けにもなる。
こいつは時に本当にあっさりサイドアウトするが、g1はメインにいれておくべきだ。


《ダークスティールの歩哨/Darksteel Sentinel》
Constructed: 1.0
Limited: 3.0
こいつで相手の生物を一回殺そうってのはそう難しいことじゃない、しかも考え直しとは違ってもし相手が殴ってこなかったとしてもエンド時に出して、そのまま3点ずつ殴り続けることも出来る。ただで生物を殺すってのはゲームの流れを得るなかで大切なことで、平たい場でもこいつは腐ることがないってことだ。


《こだまの飾り輪/Echo Circlet》
Constructed: 1.0
Limited: 1.0
なんでこいつが最悪のカードじゃないか分かるかい?アーティファクトだからだよ!


《刻まれた勇者/Etched Champion》
Constructed: 2.0
Limited: 3.0
金属術を達成することは何も難しいことじゃない、普通はプロテクション(全ての色)を持っているって結果になるだろう。何回かこいつを使う機会があったんだが、こいつが仕事をするってのは全く難しいことだとは感じなかった。いくつかの除去には耐性があって、ブロッカーとしては最高だし、こいつが最高の働きをするゲームってのはたくさんあるとおもうよ。


《飛行の呪文爆弾/Flight Spellbomb》
Constructed: 1.0
Limited: 3.0
あぁ、全ての呪文爆弾に対する評点は色があっている時のことだと思って欲しい、残念ながら色があってないと本当に悪いカードになっちゃうからね。デッキに入れてもいいカードもあるんだが、カードが引けないなら5つとも素晴らしいカードって訳にはならない。金属術の助けにもなって、アドを失わずに使うことが出来る能力としてジャンプってのはなかなか良い。概して、色があってる呪文爆弾ってのは想像よりも早くとるのがいいと思うよ。


《微光地/Glimmerpost》
Constructed: 1.0
Limited: 0.5
いかに0.0っていう評点を得るのが難しいか分かるだろ?厳密に言えば、単色デッキは少ない色マナでデッキが回るだろう、だからこいつにも馬の骨程度の評点が与えられたって訳だ。


《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol》
Constructed: 1.0
Limited: 3.5
白じゃないデッキにとってはこいつは2.0かそこらに落ちるだろう、それでも金属術のサポートが豊富にあるならデッキに入るレベルである。白いデッキにおいては効果的にクロックを刻んでくれるし、拘引される事もない。やったね、たえちゃん!


《黄金の甕/Golden Urn》
Constructed: 1.0
Limited: 1.0
残りのアーティファクト群で細かい説明がなくて、それが軽いアーティファクトならそれはつまり金属術ってことだ、金属術のためにデッキに入る可能性がある。まぁ残念だがそういうことだ。


《ゴーレムの職工/Golem Artisan》
Constructed: 1.0
Limited: 3.0
こいつの能力がもっと防御的だったとしてもこいつは悪くないのに、こいつの能力の一つは+1/+1でそれはゲームでは非常に大きい。こいつが場に出れば、そのゲームの焦点はほとんどこいつに当てられる事になるだろう、ブロックすのにも計算が出来なくなるしね。こういったカードは6マナ余らないといけないとかじゃなくって、余ったマナを全て活用できるっていうので十分強いのである。


《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry》
Constructed: 1.0
Limited: 1.0
例えどれだけアーティファクトの多いデッキでも、こいつを何のギミックもなしにデッキに入れるのはどうかと思う。こいつが輝くのは継続的に増殖を行える手段が最低でも二つ以上(特にかき鳴らし鳥とかね)あるときだろう。カードを使うことなく3/3を量産することが出来るってのは素晴らしいからね。こいつのトークンが金属術に貢献することはないだろう。なんたってそれまでに鋳造所自身も含めて4つはアーティファクトをプレイしてるはずだからね。


《ゴーレムの心臓/Golem’s Heart》
Constructed: 1.0
Limited: 0.5
もしアーティファクト不足でこれをデッキに入れることがあるとしたら、最低でもこいつには1マナであって欲しかったね。


《生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton》
Constructed: 1.0
Limited: 1.5
汚れた一撃と同じように、こいつも非・感染デッキや感染オンリーのデッキでは扱いにくいカードだ。汚れた一撃と違って継続的ではあるから、こいつを引いてそこから毒死させることもあるかもしれない。あなたのクリーチャーが全部感染持ちになるんだからね。それでも除去で装備品ごと吹っ飛んじゃうし、正直なところこいつのコストがデメリットにあっていないってところにはがっかりしてる。(少なくても融合する武具はそこら辺ちゃんとしてたしね)


《研磨時計/Grindclock》
Constructed: 1.0
Limited: 1.0
こいつ単独では、相手を殺すのに10tかかってしまう。これはいくつかのマッチアップでは可能かもしれないが、大半のマッチでは不可能だろう。そして増殖があったとしてもこいつに頼るのは難しい、ライブラリーアウトで勝つってのは楽しいかもしれないが有効な戦術ではないんだ。


《大石弓/Heavy Arbalest》
Constructed: 1.0
Limited: 2.5
こいつは仕事をするのに時間もかかるし、スマートなカードではないけれど働き出したときの効果は素晴らしい。十分な生物とマナがあれば、こいつは少々扱いにくいがティムとしては優秀だし相性のいいカードもいくつかある。感染は最も組みやすい相手で、殺せなくても相手のサイズを縮める事が出来るし、ソリトンと組めれば言うことはないだろう。青マナの数だけショックが打てるとなっちゃ、こいつの装備コストなんか安いものだ。


《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb》
Constructed: 1.0
Limited: 2.5
こいつを緑マナの出ないデッキに入れたことがあるんだが、まぁ普通に有り得る状況なんじゃないかなと思う。もし3色目をタッチしてなくて、金属術デッキじゃないんならドロー無しでデッキに入れる価値はない。もし緑が払えるデッキなら他の呪文爆弾と同じく早めに取ってもいいカードだ。


《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr》
Constructed: 1.0
Limited: 2.0-3.0
こいつが武士道2を持ってるような紋だって気づいてから、こいつの事がもっと好きになったね。攻撃に回ればかなり素晴らしい仕事をするし、ブロックに回るしかない場面でも最低限の仕事はしてくれる。感染でも金属術でもないデッキでは大石弓が場で相方を待ってるとかじゃない限りはデッキに入れたいカードではないね。


《浸透のレンズ/Infiltration Lens》
Constructed: 4.0
Limited: 2.5
もしビートダウンデッキを組んでるなら、(いや大体組んでるだろうけど)こいつのコストは必要最低限で、擬似アンブロッカブルってのは良いね。相手がブロックせざるを得なくなった時に見せる絶望の色もまた良いところだ、装備してる奴をブロックしないってことは死に至るがそいつがこれも装備してたら・・・ってことだな。


《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster》
Constructed: 1.0
Limited: 2.5
5マナ3/5ってのはギリギリだが、それでもデッキに入るレベルだってのは変わらない。それに、要らないアーティファクト3つを最高のアーティファクトに変えることが出来るってのは的を得た能力だ。あぁ、もちろんこいつがデッキの中で最高のアーティファクトだって場合は除くけどね。


《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》
Constructed: 1.0
Limited: 1.5
金属術デッキでは、こいつはちょうどデッキに入れられるレベルだ、これ1枚で2枚分のアーティファクトになるってのは一見素晴らしい能力に見える。でも、そのアーティファクト2枚分を確保するために使った1枚は本当に何の仕事もしないんだ。つまり金属術を参照するカードがなければこいつは本当に置物で、本当に残念だねってことだ。


《活線の鞭/Livewire Lash》
Constructed: 1.0
Limited: 3.0
こいつが私たちのドラフトで始めて使われた時、こいつのコントローラー(名前は本人の名誉のために伏せておこう)はこれを装備してるクリーチャーに装備品をつけることで能力を誘発させようとした。それは本当に素晴らしいコンボだったよ・・・もしそれが成立するならね・・・
まぁ大体の所、こいつはダークスティールの斧な訳だが、それでも文句を言われる性能ではないだろう。こいつが相手の生物をなぎ払うこともきっとあるだろうしね。


《光明の大砲/Lux Cannon》
Constructed: 2.0
Limited: 2.0
4ターン毎に好きなパーマネントを破壊できるってのは、長期戦では勝ちにつながる能力だ。そんなに長引くことがあればね。そういったマッチアップで役に立つとはいえ、こいつをメインから入れようとしたら増殖で誤魔化してどうこうする必要があるだろう。こいつが増殖し始めれば素晴らしいカードとなる訳だし、そういう場合ならもっと高い評点を得られるかもね。


《メムナイト/Memnite》
Constructed: 3.0
Limited: 2.5
こいつをドラフトでうまく活用できないかと試したんだが、不幸なことにマット・ナッシュが私の上家で一回もギミックになるカードを流してくれなかったんだ。もちろんこいつ自身もね。つまり、私もナッシュもこいつが欲しかったんだよ。って事が伝えたかったんだ。こいつを取ってデッキに入れないこともないだろうしね。


《ミミックの大桶/Mimic Vat》
Constructed: 1.0
Limited: 3.5
私はミラディンで魂の鋳造所を嫌いだったのと同じで、こいつも好きになれないんだろうなぁと思っていた、似通っている能力だったからね。でも実際には、実際より小さいマナコストでエンドに出せるってのは大きかった、刻印されているカードがどんどん強くなっていくってのもね。刻印しておいしいカードは沢山あるし、例えバニラみたいな奴だったとしてもあるていどの働きはしてくれるだろう。


《精神隷属器/Mindslaver》
Constructed: 2.0
Limited: 2.0
この環境がどれだけ早いかも、6マナ(しかも起動に4マナかかる)ってのがどんだけ重いかってのも説明しただろう?こいつは危険なカードであることに変わりはない、でも絶対死ぬ前に使えるカードに入るって訳じゃないんだ。もし相手を隷属させるプランで行くなら、少なくても何枚かのマナ加速は持っておく必要があるだろう。(まぁマナマイアを何枚か取っておくのが賢明だね)


《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore》
Constructed: 3.5
Limited: 5.0
ここまで満点を与えたことはなかったんだが、こいつはそれに値する。こいつは軽くて、場を支配する能力があって、2マナ立てて場に出せば除去するのは本当に難しい。確かに闇の掌握や拘引では死ぬが、それだけの事でこいつが5.0という座から引き摺り下ろされるものではないね。


《モリオックの模造品/Moriok Replica》
Constructed: 1.0
Limited: 3.5
こいつを出してすぐサクったって経験は2回しかないし、その2回も不幸なものではなかった。アーティファクトが必要じゃなかったり、感染デッキを組んでいたとしても黒いデッキならこいつを取ってデッキに入れるべきだ。


《オパールのモックス/Mox Opal》
Constructed: 3.0
Limited: 1.5
こいつは時々、早いターンでのマナ加速に繋がるから金属術を達成するためにそこまで悪いカードじゃない。こいつを土地換算してはいけないし、マイアより先に取るカードでもない。だが、ちょっとデッキが苦しいときはデッキに入るだろうし、レア取りの時はピックするだろう。


《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere》
Constructed: 1.0
Limited: 3.5
7マナてのは7マナなんだが、こいつは一気に戦力を増やしてくれる。7マナに達するまでにどれだけボードを失っていたとしても、こいつらはすぐに盛り返してくれる。出来るなら、次のターンにこいつを全力パンプで転がしてやれれば最高だ。


《マイアの感電者/Myr Galvanizer》
Constructed: 1.0
Limited: 1.5
今のこと、こいつの起動型能力を生かせたことはないし、誰かがそうしたのも見たことがないし、期待もしていない。マイアってのは確かに前掛かりな種族ではないが、こいつのロードとしての能力は悪くない、まぁ評点が指し示す程度にデッキに入れるんじゃないかなぁと思っている。


《マイアの繁殖者/Myr Propagator》
Constructed: 1.0
Limited: 1.0
3マナ1/1をデッキに入れたくはないし、それはそいつが自分のコピーである1/1を生み出せるとしてもだ。こいつは1枚で金属術を達成することも出来る、だが結局のところ、コピーを生み出すのにかかった3ターンというテンポロスが、金属術クリーチャーのマナレシオの良さを殺してしまっているのである。


《マイアの貯蔵庫/Myr Reservoir》
Constructed: 1.0
Limited: 1.0-2.5
デッキにあるのが2-3体のマイアでは、こいつをそんなに素晴らしいカードだとは思わないだろう。しかしながら例えば危険なマイアなんかを使いまわせるとしたらそいつは語るに値するだろう。こいつを素晴らしいカードと呼ぶにはもっと沢山のマイアがいるだろうがね。

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